どうも。
先日無理やりご紹介に預かりました。
カンボジアで色々な事業に手を出している
実業家兼冒険家(名乗ったもん勝ち)の山川翔太(本名)です。
さてなにから書きましょうか。。。
前回登場の親玉(某ゲストハウスアナリスト)の衝撃と私への雑すぎるズルい
キラーパスがあまりに強すぎて、自分のキャラ設定に迷いが出て数ヶ月。
結局、変なことは考えずにブログだけは真面目にやろうと思います。
カンボジア在住の筆者は大の海外一人旅好き。
知り合いいない、知らない場所、言語も文化も肌の色も好きなラーメン屋も違うところで繰り広げられる非日常的な日常に濡れるわけです。
ということで冒険家山川。先日嫁子供を実家の旭川に置き去りにし、カンボジアのお盆(プチュンバン)を利用してヨーロッパ一人旅にいってきました。
本日は『シリーズ第一弾EU一人旅パリ編エピローグ』をお届けします。
パリはいわずとしれた世界でも有数の観光都市。
(詳細割愛)
一度は足をと憧れる方も多いのでしょう。
そんな筆者もパリやEUに憧れを持つ一人。
10代のころに友人笠井君の紹介で行った旭川のクラムアートアルペジヨ(店名覚えるの大変だったな)でモードファッションに衝撃の出会いを果たす。
以後数年間を服のみに捧げるとは知らずに。。
メゾンマルタンマルジェラを筆頭に店頭に並ぶは珠玉の世界最高峰ブランドの数々。マルタンの代名詞、四方の糸タグがいつまでも取れないでいました。
ヒデはニット買って、すぐとってたなー(※ヒデは今、東京で夢を叶えて美容師さん!)
今思えば、当時高校生だった私には魅力の半分も理解できなかったのですが、心を奪われモードの世界へ。
そうなれば当然あこがれるパリコレ!
パリコレ!なんだこの響きは!
パリコレ!おしゃれすぎる!!
パリコレ!かっこいい!
パリ!いってみたい!
という短絡的なパリへの憧れ。
以来12年来の旧友のような感情を覚えながら今回ついに上陸を果たすわけです。
プノンペンからパリへは飛行時間約20時間。。20時間。。。。
でも今回、価格は往復で約$650!!なんと$650!!
日本へ帰るより安いではないか!!と一人旅全然関係ない妻への強引なプレゼンは記憶に新しい。
趣味が特殊な筆者は、飛行機の中で見る映画はだいたい『キッズもの』
斜め後ろの人に見られていないか、恥ずかしくも不安になりながら『マダガスカル』と『長靴をはいた猫』、『アイスエイジ』を視聴。
(航空会社の皆様、どうか最新映画の更新は『キッズもの』も同じくらい力入れてください。もう見るものがありません。。)
でも、、
めっちゃおもろい。。。
マダガスカルとアイスエイジそれぞれもう5回以上空の上で見てるけど
めっちゃおもろい
けどちょっと恥ずかしい。
(マダガスカルとアイスエイジいつまでリスト入りしとんねん)
ふと
シート越しにあたりを見渡すも誰一人『キッズもの』なんてみちゃいない。
キッズですら『キッズもの』に目もくれずIpadである。
なんて世界になっちまったんだ。。。大人しか『キッズもの』を見ないなんて。。と物思いにふけっているとあっという間にパリ到着!
ワクワクである!
筆者ワクワクであったわけである。
この胸の高鳴りったらない。
なんせ12年来の旧友に会うわけだ。
胸の高鳴りを抑えきれずにふとモニターの現地情報に目をやると。。。
現在地気温9℃・・・・
ん?・・9℃・・・
はぁ?
いや・・・え??
あの・・・・
ネットで『9月 パリ 服装』で調べたら『上着あれば良し』って書いてたやん!!
誰じゃい!軽装を推奨した北極生まれの暑がり豚野郎は!
9℃で上着あればよし!・・・・・
で済むわけないやろー!
お前のせいでサンダルとシャツで来ちゃったじゃねーかバカ野郎!!!
どうりでみんなブーツとライトダウンなわけだよ!!
くそっ!くそっ!
と乱心の筆者。
いや・・・
・・・いや待て落ちつけ。。
はは
落ち着くのだ。。。
よーく考えろ。今は現地時間午前6時。
そりゃあ日も昇ってないし、前日の雨なんかが影響しただけさ。。
そうさそうに決まってる。だって・・・
世界のグーグルが教えてくれたんだ!!
『上着あればよし』って言ったんだ。間違いなんかあるはずがない。
そうに決まってる。
荷物を空港で受け取り、記念すべき初のパリの街並みで筆者を待っていたのは、
はっきりと見える大勢の人々の絶望の白い息と、小雨に震え、寒そうに足早に帰路につく人々のガチ冬装備の様であった!!!
色黒のアジア人、サンダルと薄いシャツで、のっけから大ピンチ!!
『シリーズ第一弾EU一人旅パリ編その1』へ一人旅は続く。。。