どうも冒険家山川です。
本日は雑談ブログ
日本に古くからある童話『ウサギとカメ』について個人的視点で読み解いていきます。
まず『ウサギとカメ』のお話、皆さんご存知かと思います。
足の速いうさぎと足の遅い亀が競争して、余裕こいたうさぎがサボっている間に亀が逆転勝利するという物語。
過信して思い上がり、油断するとチャンスを逃してしまう。
また、能力がなくても地道にまっすぐ進むことで最終的に大きな結果を得られる。という教訓を教えてくれます。
子供の頃に聞いた話なので、頑張るって大事だな!と感じたことを覚えています。
亀は筆者の言うグリットを持ってして能力の差を覆し、見事勝利を収めました。
対するうさぎは、サボったダメな子認定。
さて本当にうさぎはダメな子なんでしょうか?
持っているものは間違いなく、足の速さはピカイチで負けていません。
この敗北でうさぎは反省したはずです。気を抜いてはいけない。と。
まわりのみんなからは馬鹿にされ、恥ずかしい目にあったはずですから。
余談ですが、アフターストリーで、うさぎは名誉挽回のために村に襲いにきた狼を知恵を絞って退治すると言う話もあるそうです。
ポテンシャルはあるわけですね。
このうさぎと亀の話は一回の競争にフォーカスし、グリットが大事だぜ!と教えてくれますが、例えばこれが競争の第2回戦があったらどうでしょうか?
人生は一回きりですが、誰にでも何度もチャンスはやってきます。
前回の失敗で反省したうさぎ氏、当然過去の轍は踏まんと、サボって居眠りなんてしてくれないでしょう。
こうなったら亀氏に勝ち目はありません。
最初の一勝以降は何度やっても勝つことはできないでしょう。
ボクサーの世界チャンピオンも敗戦経験があるチャンピオンはたくさんいます。
どんな強い人でも負けることはあるんです。
一度の敗北がうさぎを強くしてしまいました。
30歳を過ぎ、経営者となった立場で改めてこの話を読むと、ひねくれた視点で見てしまいます。
もし僕が求人をして、うさぎと亀が面接にきたら、
うさぎを採用します。
速度を持っている人は失敗するタイミングも早く、反省してフィードバックした後の成長速度も、もちろん亀よりは速いのです。
亀氏が10失敗して反省する間に、うさぎは30失敗して30も身につけるわけですから。
亀、ジリ貧です。
うさぎ集団が能力にかまけたぐーたら軍団だとしても、うさぎの酋長が知恵を与えればいいのです。
亀集団と同等の頭脳だとしたら戦力で圧倒的に勝るうさぎ軍団の圧勝は避けられません。
それくらい速度というのは大事だと思います。
ビジネスにおいても同様です。
弊社ZAPのAの部分はAspirationです。Aspirationとは『情熱』という意味。
私は
情熱=速度
だと思っています。
あぁ自分は亀タイプだな・・・と思ってがっくりすることはありません。
筆者も圧倒的亀タイプですから笑
自分が亀ならうさぎを味方にしてしまえばいいのです。
最強戦略家の亀酋長率いるうさぎ軍団なら、うさぎ軍団に勝つことができると思います。
まとめ
・グリットも大事だけど、グリットを用いて能力を磨き上げる
・情熱=速度
そしてこの『ウサギとカメ』の話・・・
実はリーマスじいやというパラレルワールドの『ウサギとカメ』の話が存在します。
このリーマスじいやでのウサギとカメは、競争するのは同じなのだが、
カメは普通の道ではなく、そばの藪の中を走ろうと主張しウサギはこれを了承する。
さて、翌日スタート地点にウサギが来ると、そこにカメが待っているが実はこれはカメの妻でありウサギにはその見分けがつかない。実はカメは自分の家族に指示して、コースの要所要所に家族を待機させ、ウサギが声をかけたら返事するようにしておき、自分はあらかじめゴール地点付近に隠れたのである。
スタートするなりウサギは道を走り出す。カメの奥さんはスタート直後に藪に潜り込み、そのまま家にかえってしまう。ウサギがしばらく走って「カメさん、どんな具合だ」と声をかけると、そのたびにカメの家族の誰かが「汗水垂らして走っているよ」などと返事をする。はじめは先行していることを喜んでいたウサギも、いつまでたっても引き離せないのでいらだち、やっとゴールにたどり着くと、すでにカメ(本人)が待っていた。
なんて策士。勝負師。
こんな亀でありたい。
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