昔から夢見がち、どうもヴェーハー・K・タツヤです。
先日ぼくは、代表のたつさんとZAPのこれからについてミーティングをした。
これから何をどう仕掛けていくか、どういう社会をつくっていきたいか…。
ビジョンの話はどうしても抽象的になってしまうため後回しになりがちだ。
しかし、このビジョンこそがZAPという組織の拠り所になるため、避けることはできない。
夢は人を繋ぐ
たつさんは、以前ぼくが書いた記事「仲間を失わないためにぼくらができること」を読んで、仲間を繋ぐために必要なのは「給料」と「楽しさ」の他にもうひとつあると言った。
それは「夢」だと。
また、経営者は夢を見せるのが仕事なのだとも言っていた。(「経営者なんて詐欺師だよ」と自嘲していた)
確かに、ぼくはこのミーティングで夢を見れた。また、夢を実現する過程にいるんだというワクワク感もあった。
ただ、この気持ちを全社員に共有するのはまた難しいとも思った。
理想主義と現実主義
このミーティングが楽しかったのは、ぼくに理想主義的な部分があるからだと思う。ないものを想像し、構築するのは好きだし、割と得意。(一方で、それを細かいプロセスに落とし込んで現実化させるのは苦手なので改善していきたい…!)
一方で、この逆パターンもある。
細かいプロセスに落とし込んで現実化させていくのは得意だけど、ないものを見るのは苦手だというタイプだ。
ぼくが今まで出会ったカンボジアの方々の多くは、後者であるように思う。
カンボジアの教育は昔の日本のように、決まった答えを探すことがほとんどで、何かを創造することはほとんどない。
だからということもあり、夢だけでは彼らを繋ぐことは難しい。
理想主義と現実主義、どちらかだけではうまく前に進めない。
手を取り合っていくしかない。