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EU番外編『一人旅はお家に帰るまでが一人旅』

どうも

 

 

 

冒険家山川です。

 

 

 

 

本日は番外編

 

『一人旅はお家に帰るまでが一人旅』をお送りいたします。

 

最後の観光を終え、喪失感が入り混じる満足感に感情を支配された私は夜の帰国への準備のため、一度ホテルに戻り、荷物を片付けることに。

 

 

昼過ぎに観光を終えたため、時間に余裕があったので帰国前にラーメン食べて帰ろうと思っていたタクシーの中でそれは起こった。

 

 

 

様子がおかしいのだ。

 

 

 

まわりを見渡しても誰も何も気づいていない。

タクシー運転手もベンチのカップルも、いつもと変わらない平日の午後だ。

 

だが明らかにおかしいのだ。

 

世界で私だけが気づいていたのか?

Twitter調べてもあがっていない。

 

タクシー乗車中に、ふと空を見上げた私は見てしまった。

 

 

明らかに空の様子がおかしい。

この雲の形はなんだ?

 

 

今まで見たこともない形をしてる。

※写真では分かり難いですが、実際は結構迫力がありました。

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気持ち悪い!なんだ?世界の終わりか?

なんで誰も気づかない?ドッキリか?

思わずFacebookに投稿し情報を募る。

が、ダメ。反応が薄い。

 

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小心者の筆者は思わず秘技『日本のケータイローミング』で、嫁にどやされるリスクを振り払いながらグーグルで検索。

 

・・やはりそうだった。

この雲の名は『断層型地震雲

 

なんと地震雲だったのだ。

さらに調べるとこの雲は発生から2.3日後に大きな地震を連れてくる。

といった内容。

 

うわこわい。

夜の便での帰国でよかったという安心感と、もし今来たら・・という不安に襲われる。

地震が少ないフランスですが、昔に大地震が起きたことも。

もしかしたら本当に起きるかも。。

おい!パリの諸君!

起きてからでは遅いのだ。準備のするのはいつかね?

 

 

といっても起きない可能性ももちろんあるのだが、地震大国出身の筆者からすると、やはり不安になるもの。

 

 

ホテルに到着し、荷物を片付け、ラーメン屋巡りに出かけるのだが、備えあって憂いなし。

近くのスーパーでカロリー高そうなお菓子を非常食として買う筆者。

本当に小心者である

 

 

行く道の途中、大好きなブランド『マルタンマルジェラ』のパリ店を発見。

 

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ラーメン屋に到着すると、いつものように長蛇の列。

パリでは本当にラーメンが流行っているようだ。

 

 

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無事最後の食事を終え空港へ向かう。

結局その後もフランスを大きな地震が襲うことはなかった。

一安心しチェックイン後に搭乗ゲートへ向かう。

 

 

 

すると今度は前方で人がごった返していて、前に進めない。

何やら前の方で騒がしくなっている。

 

また何か起きたのだ。

 

帰るまでイベント盛りだくさん。お家に帰るまでが〜とはよく言ったものだ。

 

人混みを押し分け、騒がしくなっていた最前線まで到着。

すると多数の警察官とKeep out のテープによって、そこから先が立ち入り禁止になっているではないか!

 

 

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絶対やばい!

空港でこんなのみたことない。

 

近くにいた優しそうなバーバママ似の女性に話を聞く。

 

筆者『何が起こったのですか?』

バーバママ『危険物が空港内にあるかもって話さ』

 

 

えーーーー

 

 

ここにきてーーー・・・ですか?

 

もうちょっとで帰れるのに・・

地震の恐怖から逃れれると思った矢先に・・・

今度はテロっすか。

 

 

ブログネタに尽きないEU旅。

最後の最後まで冒険満載です。

 

 

搭乗の時間が迫るものの20分程度で捜査が終わり、無事解放となった。

今度こそ帰国の途に着くのだった。

 

 

 

ちょっとつらく楽しく感動したEU一人旅はここで無事完結。

 

友人、家族、恋人との旅もいいですが、一人旅も捨てたもんじゃない。

 

年に一回は嫁におねだりしようと決意を固め、カンボジアに帰国するのであった。

 

 

 

おしまい

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