3/7-3/8でカンボジアのコンポンチュナン州へYouArt Academyの社員で旅行に行ってきた。
メンバーはこの四人。
たつさん
上の写真左。ZAPとYouArt Academyの代表。日々ガンジーになるべく修行中。
あやのちゃん
上の写真の右側で中腰になってる。YouArt Academyのインターン。おん眉がトレードマーク(だった)。
たつや
写真右端。この記事の筆者。くまもんとも呼ばれているらしい。
ソキー
写真中央。今回の旅の通訳兼ガイド。カンボジア人だけどシングリッシュの使い手。Nice to meet you lah.
今回は、この愉快な仲間たちと旅してきたことを記録していきたい。
カンボジア・コンポンチュナン州とは?
コンポンチュナン州はカンボジアの中部にあり、プノンペンから乗り合いバスで3時間くらいにある地域で、その土地の土壌を生かした焼き物(通称コンポンチュナン焼き)が名産。
コンポンチュナン州に行くには
セントラルマーケット付近に行くと、血眼になって乗客を探しているピックアップドライバーの集団がいるので、彼らに向かって「クニョム・チョン・タウ・コンポンチュナン(コンポンチュナンに行きたい)」と言えば、誰かが連れて行ってくれるはず。
社員旅行 inコンポンチュナン
トンレサップ川をフェリーでクルージング
ガタガタの道を走り、コンポンチュナン州に着いたらケバブを食べてトンレサップ川をフェリーで横断することに。
本当は水上村に行く予定だったのだけど、乾季で川の水位がかなり下がっていて小舟での移動は困難だったので、今回はクルージングのみ。
それでも船内の乗組員と仲良くなって一緒にお酒を飲んだりとても楽しかった。
ナイトマーケットの屋台飯で舌鼓
ゲストハウスで少し休憩したあとは、コンポンチュナン州のナイトマーケットに。
規模はプノンペンのそれよりもかなり大きかった。ただ不定期開催なのが残念。
未完の空港へ
二日目はまず、誰も使っていないコンポンチュナン州の空港に行くことに。
実はこの空港は、毛沢東の要請でポルポト時代に建造がスタートしたもので、建造途中でポルポト政権が崩壊したため今も未完のまま。
一応軍が管理しているが、交渉次第で中に入ることができる。あたりには何もなくて、「完璧な静寂」を感じられる場所なのだ。
巨大な水タンクの跡
次に丘の中に隠された巨大な水タンクの跡地にも行くことができた。どうやらここもポルポト時代に造られたものらしい。現在はこちらも使われていない。
中に入ることもできる。音響がすごい。
クメールルージュはコンポンチュナン州を一大拠点にしようとしていたのだろうか…。
コンポンチュナン名物!焼き物体験
ディープな社会科見学が終わったあとは、コンポンチュナンの表を知ることができる焼き物づくりを体験することに。
小さな花瓶くらいの焼き物は一つ800リエル。大きな七輪のような焼き物でも一つ2.5ドル。
焼き物は消耗品でもないので大量に買うことは少ない。なのにこの値段でしか売ることができないので、これで生計を立てるのはかなり大変そう。
体験が終わったあとは、焼き物を三つ購入しチップも渡した。
お土産も購入
旅の最後は売店でお土産を購入することに。
ここの店主がホスピタリティの塊みたいな人で、パーム砂糖やスラー・ソー(お米でできた焼酎みたいなお酒。日本酒の倍くらい強い。味はちょっと甘い。)をごちそうしてくれた。
あとがき
カンボジアで観光と言えばシェムリアップ、あとは首都のプノンペン、世界遺産があるコンポントム、プレアヴィヒア、それに海に面するカンポット、シハヌークビルが候補に挙げられることはあれ、あまりコンポンチュナンを選ぶ人はいないのではないだろうか。
この記事を見て、焼き物の町・コンポンチュナンに行ってみようかなと一人でも思ってくれたら幸いである。