前回あらすじ
最高のモンサンミッシェル観光だったが、足に爆弾を抱えてしまった筆者。
満身創痍の体と、フランスのラーメン事情に驚きながら、不本意な夕食を済ませ、明日のイギリス観光に向けて冷たい部屋で眠りにつくのであった。
どうも。
運動した次の日に筋肉痛がきて『まだまだ俺も若いな』と安心と信頼の冒険家山川です。
本日は『EU一人旅ロンドン編その1』
をお届けします。
EU旅行も中盤戦。3日目は山川行きたかった都市ランキング第3位のロンドンです!
(1位イタリア、2位パリに次ぐ第3位!)
パリからロンドンにユーロスターで渡る際、イギリスはヨーロッパですが、シェンゲン協定を結んでいないので、イミグレを通る必要があります。
結構厳しかったです。
中川家のものまねの『グアムの税関』みたいな感じでネチネチ質問が繰り出されます。
何しに?帰りの航空券見せて?一人?何泊?
イミグレは意外と時間がかかるので移動は時間に余裕を持ってくださいね。
ところでロンドンといえばなんでしょう。
ビックベン?ホームズ?ハリーポッター?
いやいや違う。そうじゃない。
ロンドンといえば『モッズカルチャー』!!
細身スーツにモッズコート、The whoにデヴィットボウイ・・
私の中ではまさにファッションアイコンそのもの。代表例を挙げればきりがないですね。
The who垂涎の逸話を一部ご紹介。
・キース、象に使う麻酔を酒に混ぜて飲んで気絶。しかもライブ中に笑。困ったメンバーは客の中から『ドラム叩けるやつあがれ!叩け!』と探し出し、結局そのライブ中は客に叩かせた
・ホテルにて自分たちの音楽を爆音で流す一行、もちろん隣の部屋から『騒音を止めろ!』とクレームが。
次の瞬間隣の部屋が大爆発。最後にメンバーはこう言い放ったそうだ
『わかったか?これが騒音だ!さっきのはwhoの音だ!』
いやー最高!
現代であれば即逮捕(当時も逮捕されてますが)、ネットで叩かれて二度と日の目を見ることはないでしょう。
話が逸れました。興奮してすいません。
パリから約2hくらい?でセントパンクラス駅に到着するとそこはイメージ通りの街並みが。
クラシックなタクシーに、あの赤い2階バス。赤い電話ボックス
筆者テンションマックス!
思わず自分がどこにいるかもわからないのに歩き回る。
なにせロンドンも昔から憧れていた12年来の友人みたいなものだからだ。
そして、知らない土地を地図も見ず歩き回ったからもちろん迷子ふたたび。
でも大丈夫!
タクシーに乗りたかったから迷子でもオッケー!結果オーライ!
今回のロンドン滞在のメインミッションは
『海外でAirbnbを体験せよ』
やっと本ブログの核心に触れる記事を書きます。
このブログのHPにもある通り、私たちZeal Aspiration Partner通称ZAPは民泊のメール代行の仕事をやっています。(筆者はブログ大臣)
ということで、タクシーで今回のAirbnbのお宅、デイヴィットの家に出発。
ところが地図を見せた運転手さんが『タクシーは高いぜ?』と一言。
なんでそんなこと言うんだ?と思いながら
『乗りたかったからOKだ!』と返す筆者。
イギリスは英語圏だからコミュニケーションが楽です。
ところが待てども待てども到着しない。。
おやおや?誘拐かな?
それとも回り道でぼったくる作戦か?
不安になる筆者。エアビの説明文にはロンドン中心部まで自転車で40分。
とある。
さすがにタクシーなら20分くらいだろ?と思っていたが、もう40分くらい経つ・・
まもなく到着するものの、タクシーメーターが驚愕の35£!!(日本円で約5000円)
そう。運転手はわかっていたのだ。ここが普通タクシーで来るようなところではないことを。親切だったのね。誘拐だと疑ってゴメンねおじさん。
ところで、おいデイヴィット!さすがに自転車で40分は盛りすぎだろ!笑
いきなり踊らされたぜ。
そして、そんなデイヴィットにご対面。
なぜか右腕を骨折していた彼だが、想像以上に親切に暖かく迎え入れてくれた。
とても明るく優しげなツルピカお父さんといった感じ。
(めっ、めっちゃいい人そうだ。。)
家の説明を受けた後、自転車を彼に借りて散策するように準備してもらっていた。
タクシーで来たらめちゃ高かったんだけど。と伝えると、なんでタクシーなんだ。わっはっはー!
と一蹴。
ちなみに部屋はとんでもなくおしゃれ。ヨーロッパ好きにはたまらない感じ。
本当に室内土足です。
※許可をもらって撮影、掲載しています。
ロンドン市内観光のルートを教えてくれるデイヴィット。
自転車観光だったな!いいか、このルートかこのルートなら早いぞ!わかったな。
じゃあ気をつけてな!
あ、・・うん
行くしかない!もう行くしかないのだ!
ロンドン中心地まで行くには、借りたマウンテンバイクで疾走するしかないのだ!
タクシーで40分かかった道を進むしかないのだ。
ロンドンが待っている。
腹を決め漕ぎ始める筆者だったが想像以上にツラい
しかも頭にはタクシーで片道40分かかったという事実まである。
精神的にもまいってくる。
迷路みたいな住宅街を抜け、なにやらディヴィットが言っていたルートに出たようだ。
ロンドンは自転車ドライバーの人権があり、歩道と車道の間の自転車専用みたいな道がある。全て車と同じルールが適用されますので左側通行で歩道はもちろん走行禁止。
この青い道はずーっと中心部まで伸びていて、迷子属性の筆者も一安心。
さすが自転車大国、専用信号まで設置してある先進国感に感動!
次回予告
鮮烈!ロンドン自転車デビュー!
爆弾を抱えた脚で憧れの街をひたすらに疾走する筆者。
人生はNo pain No gain
そこに待ち受けていた感動体験とは。
『EU一人旅ロンドン編その2』へ続く
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