さて、本日はガンジー社長こと奥本達彦がお送りいたします。
YouArtAcademy では日本語をカンボジア人に教えています。
「日本語を教える」と聞いてどうでしょうか?
母国語だから簡単に教えれるよー。と軽く考えていませんか?
日本語学習者からで、しかも簡単に説明できる1億人超いる日本人の中で、なんにいるでしょうか?
ね?これを考えるよくある質問。
「は」と「が」の違いはなんですか??
さて、これを一瞬といかに日本語を教えるということが、ネイティブの僕らでさえも難しいことがわかっていただけるでしょうか?
試しにgoogle で「は が 違い」と検索してください。
そして、まとめとしては、
1)通常は、名詞文・形容詞文の主語は「は」、動詞文の主語は「が」で示す。
2)名詞文・形容詞文の主語を「が」、動詞文の主語を「は」で示すと、他を排除して該当者を特定するような解釈となる。
と、なんとも日本人でさえもわけわからないこんな文章がでてくるわけです。
こんな説明をかみ砕き、外国人に分かりやすく説明しなければだめなんです。ちなみに僕の「は」と「が」の使い方は、名詞文がとか形容詞分がとかそんな言葉は一言も出さず教えています!
詳しくは、授業を見てほしい笑
どうでしょうか?
もう一度聞きます。
「日本語を教える」と聞いてどうでしょうか?母国語だから簡単に教えれるよー。と軽く考えていませんか?
結果は一目瞭然でしょう?学習抜きでは無理なんです。
僕は教員免許は中学社会、高校公民商業とあるものの、日本語教師の資格はなくどうやって教えたらいいかとか本当に日々悪戦苦闘しています。
書物を読み、ネットを駆使して、また大学時代に少し勉強した、Japanese Grammarという日本語文法を英語で習うという授業のプリントを引っ張り出しては勉強しています。
僕のみの授業ではもちろんお金なんか取れない(むしろ僕の授業に付き合ってもらうお金を僕が出さないといけないと思うくらい)から、1時間2$という破格の値段で日本語を教えています。
これを考えると、英語を学習するうえで単純にアメリカ、イギリス、カナダといったネイティブから習ったほうがいい!!と、思う発想がいかに危険かわかりますよね。
ネイティブだから高いお金を払うというのがそもそも間違っている発想だとわかると思います。
語学を習ううえでお金を払う基準としては、
どうやって教えるかという教え方を習っている人
出来るだけ多くの実践を積ンでいる人
常にわかりやすく教えるか日々研究されている人
こんな人こんな先生から学ぶかどうかということが、大事なんです。
僕は何をするときでも、色々な資料のいいとこどりをしながら自分の色を出していくことが得意です。
まだ、僕自身は本当にお金をとれないみすぼらしい日本語授業を展開していますが、カンボジア人がカンボジア在住の日本が好きな人たちのアシストを少しでもできるように、今日も日々頑張ります!!
そして、いつかは僕から日本語を学んでよかったな、と思える人たちを育てたいです。