ここで書くのは初めてになります。
最近ZAPに入社したヴェーハー・K・タツヤです。
ほかにも日本語教師とかライターとかカンボジア研究とか、やってます。
今日はZAPが掲げている「カンボジアで雇用創出」の意義を、給料日でぼく自身が感じたという話をします。
お金が生活に与える影響
ZAPに入社する前からカンボジアに住んでいたのだけど、本当にお金がなかった。特にZAPに入社してから給料日までの間は。
給料日まで残り20日もあるのに残金30$(約3000円)しかなかった。一日2$も使えない計算だ(社長のたつさんから30$もらって一日2$になったけど、でも2$…)。
だから毎日ひたすらパスタをすすってた。
夕食もあまり食べず、食べてもパンひとつとか。
そんな日々を過ごし、ようやく給料日を迎えた。
給料をもらったぼくは早速自転車を買うことに。
いつも毎日歩きだったから、自転車があるだけでまるで自分に翼が生えたよう。
そのとき、お金が生活に与える影響の大きさを改めて感じた。
一日違うだけで、今まで歩きだったのが飛べるようにまでなったのだ。
カンボジアで雇用を創出する意義
元々の有り金が少なければ少ないほど、1円あたりの価値は大きく、幸福度にも多大な影響を与える。
もちろん、経済的な豊かさと精神的な豊かさは別もの
と言われるけれど、それはある水準以上のお金を持っている場合の話だ。
明日のごはんすら怪しい状態で、どうやって精神的充足感を得られるんだろう。
この状態にある人々に、雇用を生み出すことで改善する。
それがカンボジアで雇用を創出する意義。
お金は栄養と一緒で、それだけあれば幸せになるわけではないけれど、ないと生きていくことすらできないから。